デイサービスの1日の流れ

デイサービスは、利用者の身体機能を維持し日常生活を自立した状態で送ることができるようにすることと、孤独感の解消など精神面におけるケアを主目的として行われる介護サービスです。

デイサービスはまず、施設職員が送迎車で迎えに来ます。
マイクロバスや軽自動車など施設ごとに車両は異なります。
施設到着後は入浴です。
衣類脱着時、洗髪時の介助(利用者の動作を職員が手助けすること)の実施の有無は施設の方針によります。
実施している施設の中には、入浴中に利用者が体調を崩した時に備えて浴場内に救護用職員が控えているところもあるようです。
さらに、速やかに浴場内から被救護者を運び出す必要がある場合に備え、女湯に男性職員を配置する施設もあります。
入浴後は、レクリエーションです。

レクリエーションでは、歌や体操、塗り絵や手芸など誰でも手軽に楽しめるものが選ばれます。
施設よっては、地域の郷土料理をみんなで作って食べたり、さらに、施設オリジナルのゲームもあったりします。
例えば、職員達で自作したボードゲームです。
ハワイを目指してサイコロを振るスゴロクやクイズ、輪投げもあります。
それぞれの施設が趣向を凝らしたゲームを用意しています。
レクリエーションの終了とともに午前中も終了です。
次は昼食に移ります。

昼食については、施設側で仕出し弁当を業者に手配しています。
飲食物の持参は多くの場合許可してもらえません。
昼食を食べた後は午後もレクリエーションが実施されます。
午後のレクリエーションが終わったら、迎え時と同様に施設の職員が自宅まで送り届けてくれます。
これがデイサービスの1日の流れとなります。